私の家にいらした方は、必ずおぬきなつさんの器で
コーヒーを淹れて飲んでくださってると思います。
大好きな陶芸作家さんです。
なつさんの器を使っていると、日常から解き放たれることができます。
こんな器です。
そして、こんな可愛い置物も作ってらっしゃいます。
メルヘンの世界というか、おとぎの国の雰囲気たっぷりでしょ〜?
震災あとに『空』というCDを出したのですが、ジャケットの写真は、
なつさんのような、森の妖精・・というか、地面から無理なくすっと
生えてるような、どこも主張しないのに、存在感があるような・・
うまく言えませんが、そんななつさんのような女性をイメージして、
写真を撮ってもらいました。
ご主人の小貫さんも陶芸作家さん。アーティストの二人のお家が、
もう、すてきなおとぎの国でした。木々の間に陶器の草が生えてます。
不思議な形でした。
そんなお家にも、何度か泊めていただきました。さっさっと作るお料理の
美味しかったこと。魔法のようでした。
息子たちも泊めていただきました。受験生だった長男。ナーバスになって
る息子に、また、必ずおいでねって笑顔で。受験前、彼が入院した時、
なつさんの天使の置物を購入し、益子から病院に送りました。その時も
自分の息子のことみたいに心配してくださいました。
憧れだった。かわいくて、センス良くて・・
なつさんの器、置物、大好きだった。
使ってて、わくわくするんですもの。
なつさん、
なつさん、
春の陶器市でまたねって言ってたのに。
もう会えないなんて
1/20に、訃報が入りました。
本当の妖精さんになったと、思うことにします。
春の陶器市で、また、会いましょう。
いつも、歌を聴いてくださってましたね。
今回もまた、聞いてくださいね。
おぬきなつさん、ありがとう・・。